理系大学生として忙しい毎日を過ごしているあなたへ。
“理系大学生はバイトできない”
とよく言われますが、本当にそうでしょうか?
ここでは、私の体験をもとになぜ理系大学生であるあなたが積極的にバイトをすべきか、そして最適なバイトの選び方を明確に解説します。バイトを通じて得られる貴重な経験とスキル、それをどうやって現実のものとするかの具体的な方法を、この記事で探求しましょう。
理系大学生、バイトできないは本当か?
結論から言いますと、理系大学生でもバイトはできます。
そもそもなぜ理系大学生がバイトができないといわれているのでしょうか?
大きな理由の一つとして忙しいことがあげられます。
忙しい理由としては以下のようなものがあります。
- 授業の難易度が高い
- 必修科目が多い
- 実験の存在
多くの人が思うように、確かに理系大学生は忙しいです。
しかし毎日毎日、難しい授業があるわけではありませんし、実験も3年までは週1程度しかありません。
空いた時間や、週末などバイトをしようと思えばいくらでもできます。
私も大学時代は週3~週4程度、飲食店でバイトしながらも大学を卒業することができましたし、しっかりと予習復習の時間も取れていました。
以上のことから、理系大学生でもバイトはできると考えます。
理系大学生がバイトをするべき4つの理由
私が理系大学生がバイトすべきであると考える理由は4個あります。
1つずつ順に説明していきたいと思います。
物事を効率的に行う技術が身につく
まず1つ目に物事を効率的に行う技術が身につくということです。
これがタイトルでも言ってる、忙しい理系大学生こそバイトすべきである理由です。
物事を効率的に行う技術とは
- 優先順位をすばやく判断して行動する
- 物事の要点を理解して最短距離で答えを導く
この2つができることだと考えます。
そこに辿り着くために必要な要素として必要なものの1つとして忙しさがあげられます。
忙しいときに何を先にやって、どんなふうにやれば期限内に達成できるのか考えることがこの技術を身につける唯一の方法であると私は考えます。
この技術があれば就職後、早く仕事を終わらせて自分の時間に使うこともできるようになるでしょう。
逆にこの技術がなければ、いつまでもダラダラ仕事をして納期に間に合わない、残業しても仕事が終わらないとなりかねません。
そうならないように学生のうちに必ず身につけてほしい技術の一つです。
社会経験がつめる
2つ目に社会経験がつめることがあげられます。
ここでいう社会経験とは、言葉遣いやマナー、コミュニケーション能力のことを指します。
就職して社会にでればこの能力は当たり前にもっているものとして扱われます。
できていない場合は入社後のお客様や上司との関係に影響してしまうこともあり得ます。
このような能力は、言葉使いやマナーの勉強を机上でしたとしても、身につくものではありません。
実際に現場にでて使うことによってのみ身につきます。
私は大学時代、塾講師と飲食店でのバイトを経験しました。
そこではお客様や上司に対する言葉使い、マナーについて、効率よく円滑に仕事を進めるためのコミュニケーション能力を学びました。
その経験が現在の職場での円滑な業務につながっているのです。
人脈が広がる
3つ目の理由は人脈が広がることです。
大学内でできる人脈は良くも悪くも平坦です。年も近く、学力も近いので当然ですよね。
しかしバイトでできる人脈は違います。年もばらばら、学力、立場も異なっています。
この人脈が就活や、就職した後の人生で大きな恩恵をもたらしてくれます。
私の友達は現にバイト先に、お客さんとして来ていたかたの紹介で就職して現在もその会社で働いています。
このようなことからバイトをして人脈を広げることは重要です。
お金に余裕ができる
4つ目の理由はお金に余裕ができることです。
大学生は何かとお金が必要です。一人暮らしの食費や光熱費に加えて大学のサークル活動、飲み会など思っている以上にお金が必要です。
これが理系大学生となると、学会の際の旅費の建て替え、実験や課題に必要な道具やソフトの購入などさらに多くのお金が必要です。
奨学金のみの場合、お金が足りずサークル活動や飲み会にいけないことなどがでてきます。
こうならないためにも最低限バイトをして遊べるだけのお金の余裕を作るべきです。
理系大学生のためのバイト選びのポイント
ここでは理系大学生のバイト選びの基準として重要なものを3つピックアップして簡単に説明していきたいと思います。
シフトの融通がきく
理系大学生にとってシフトの融通が利くバイトは、学業との両立に不可欠です。個人的には一番重要なのではないかと考えています。
授業のスケジュールや実験、研究のための時間は柔軟であり、突発的な変更も多々あります。したがって、シフトが固定でなく、学生の都合に合わせて調整可能なバイト先は理想的です。
例えば、オンコールシフトや週に数回だけの勤務など、学業の負担に合わせてシフトを調整できる環境を選ぶことが重要です。
時給がいい
理系大学生は時間が限られているため、労働時間に対する報酬、つまり時給の良さも重要な選択基準です。高時給のバイトは、少ない労働時間で最大の収入を得ることができ、学業に必要な教材や生活費の負担を軽減します。また、高時給は労働のモチベーション向上にもつながり、学業とバイトの両立を効率的に行う助けとなります。
学校、家から近い
これは盲点となりがちなのですが学校、家から近いということは移動時間が少ないということです。
バイト先が学校や自宅から近いと、通勤時間の節約につながります。特に理系の学生は、授業や実験の準備、レポート作成などで時間が取られがちです。通勤にかかる時間を減らすことで、学業や自己学習、休息の時間を増やすことができます。近場であれば、授業の合間や空き時間を利用して効率的に働くことも可能になります。
具体的なおすすめはバイトはこちらの記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
忙しい理系大学生がバイトをこなしていくためのポイント
理系大学生がバイトするという現実は、一見すると難しそうに思えますが、実は可能性に満ちています。彼らは特有の時間割と学業の要求に直面しているため、バイトの選択とスケジュールの調整には特別な配慮が必要です。このセクションでは、時間割とバイトのスケジュールの調整、学業とのバランスを保つ方法に焦点を当て、理系大学生が如何にして効率的にバイトをこなせるかを探ります。
時間割とバイトのスケジュールの調整
理系大学生にとって、時間割とバイトのスケジュールを調整することは、学業とアルバイトを両立させる上で非常に重要です。授業時間、実験、レポートの締め切りなどを考慮に入れながら、柔軟性を持ってバイトのシフトを計画する必要があります。例えば、授業のない日や週末にシフトを入れる、短時間でも効率的に働けるバイトを選ぶなどの戦略が有効です。また、学期の始まりに授業のスケジュールを確認し、それに合わせてバイトのシフトを調整することで、学業に支障をきたすことなく、バイトをこなすことができます。
学業とのバランスを保つ方法
学業を最優先にしつつも、アルバイトによる収入や経験を得ることは、理系大学生にとって大きなチャレンジです。重要なのは、バイトと学業の間で効果的な時間管理を行うことです。授業のスケジュールや課題の締め切りを事前にしっかりと把握し、それに基づいてバイトのシフトを計画します。さらに、学業とバイトの間で適切な休息時間を取ることで、燃え尽きることなく両立を図ることが可能です。また、学業と関連するバイトを選ぶことで、学ぶ内容を実践で生かすことができます.
まとめ
この記事では、多忙な理系大学生が実際にアルバイトをすることができるかどうか、そしてその重要性について深く掘り下げました。理系学生に特有の課題や時間管理のコツを踏まえた上で、適切なバイトの選び方を提案しました。また、バイトを通じて得られる経験が、将来的にどのように役立つかを示しました。バイトは単に収入源であるだけでなく、学業とは異なるスキルや経験を積む貴重な機会です。忙しい理系学生ほど、バイトで得られる多様な経験を活かして、充実した大学生活と将来を手に入れることができるでしょう。
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